PANcharge1k
1台で複数電圧に対応
PANcharge1kは1台で4つの出力電圧(12V/24V/36V/48V)をボタン操作で簡単に切換ができます。複数のシステム電圧をご利用いただいてる場合、電圧ごとに充電器をそろえなくても、迷わずこれ1台でまかなうことができます。
大容量出力
PANcharge1kは、最大出力電力1kWの大容量バッテリー充電器です。300Ahクラスの大きなバッテリーも約半日で充電することができます。大容量出力にもかかわらず、従来の充電器よりワット(W)単価は40~60%になり、お手頃価格です。
安全設計
バッテリー極性の逆接続、設定電圧と異なる電圧のバッテリーとの接続、バッテリー未接続の場合でも、出力しないため、破損することもありません。正しくバッテリーへ接続をすることで、正常に動作します。
ユニバーサルな入力電圧設計
入力電圧は、スイッチでAC100または200Vに切り換えることができます。200Vの電源でもご利用できます。
シンプル操作
ボタン1つで出力電圧を切換することができます。DIPスイッチ設定やジャンパー取り外しの手間が不要です。
取外し可能な取っ手とゴム足付き
持ち運びやすいよう、本体に取っ手がついております。取っ手と足ゴムが外せるので、スペースの有効活用やシステムへの組み込みが可能です。
型式 | PANcharge1k | |||
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バッテリー電圧(一方選択) | 12V | 24V | 36V | 48V |
充電開始可能電圧範囲※1 | 8~14.8V | 16~29.6V | 30~42V | 40~60V |
充電電圧 | 14.5V | 29V | 43.5V | 58V |
フロート充電電圧 | 13.8V | 27.6V | 41.4V | 55.2V |
最大充電電流 | 30A | 30A | 25A | 15A |
吸収終止電流 | 2.25A | |||
入力電圧範囲(一方選択) | 90~120Vac/180~240Vac | |||
入力周波数 | 50/60Hz | |||
最大負荷時電流 | 20A以下 | |||
最大負荷時効率 | 80%(平均) | |||
無負荷時電流 | 0.1A以下 | |||
充電方式 | 3段階充電 | |||
適合バッテリー | 密閉型鉛蓄電池、非密閉型鉛蓄電池 | |||
推奨バッテリー容量 | 60~300Ah | 60~300Ah | 50~250Ah | 30~150Ah |
保護回路 | 短絡、過温度、入力保護ヒューズ、出力保護ヒューズ | |||
動作温度範囲 | 0~40℃ | |||
動作湿度範囲 | 5~95%RH(結露なきこと) | |||
保存温度範囲 | -20~+60℃ | |||
AC入力電源コード | 3Pメス-2Pオス(アースコード付き)、長さ約2,600mm | |||
DC出力バッテリー充電コード | 赤(プラス)、黒(マイナス)鰐口クリップ付き、長さ約1,080mm | |||
寸法(L×W×H) | 300×223×95.3mm(ゴム足、取っ手は除く) | |||
重量 | 3.8kg |
◆仕様及び外観は、改良のため予告無く変更することがあります。
◆上記は設計標準値です。使用温度環境下等で多少の差異が生じる場合があります。
※1 充電開始可能電圧範囲を下回ったバッテリーは、バッテリー自体の損傷、もしくは寿命などの可能性があるので、バッテリーメーカーへご相談ください。本製品では安全のためにそのようなバッテリーへの充電は行わない仕様になっています。
PANcharge1kの充電方法は、バルク、吸収、フロートの3段階充電アルゴリズムを採用しています。バルク充電段階は、バッテリーは大電流を受け入れます。吸収充電では、バッテリー電圧は一定で電流は減少します。この間、バッテリーはガス(水素と酸素)を発生させます。
最後にフロート充電では、充電器は低い電圧で供給を続け、バッテリーが満充電の状態を保持します。バッテリーに負荷が接続していなければ、通常は非常に小さい電流が流れます。
充電電圧電流 | バッテリー電圧 | ||||
---|---|---|---|---|---|
12V | 24V | 36V | 48V | ||
VA | 充電電圧 | 14.5V | 29V | 43.5V | 58V |
VB | フロート充電電圧 | 13.8V | 27.6V | 41.4V | 55.2V |
IA | 最大充電電流 | 30A | 30A | 25A | 15A |
IB | 吸収終止電流 | 2.25A |
PANcharge1kの充電電圧切換
Q.充電電圧の設定方法を教えてください。
バッテリーに接続しない状態で、本体の電源を入れてください。この状態で本体正面についている充電電圧切換えスイッチを押すことで12V、24V、36V、48Vの切換えができます。充電電圧を設定したあと、一度本体の電源を切ってから、バッテリーに接続し、再び電源を入れて充電を開始してください。電源を切っても、前回設定した値が保持されます。
Q.エラーLEDが点滅しています。何を表しているのか教えてください。
点滅回数 | 考えられる原因 | 解決策 |
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2回 | バッテリーが接続していません。 | 充電出力コードのクリップをバッテリーに接続してください。 |
充電出力端子側ヒューズが断線しています。 | 充電クリップをバッテリーに接続してもエラー表示をする場合、弊社または販売店までご連絡ください。 | |
3回 | 接続されているバッテリーが充電電圧に適切ではありません。 | 充電電圧に対して、充電されるバッテリーの電圧が充電可能範囲内かどうか確認してください。または充電電圧の設定を確認してください。 |
4回 | 充電器内部の温度センサーが異常が発生しています。 | 弊社または販売店までご連絡ください。 |
5回 | 充電器内部の温度が高く過温度保護が作動しています。 | 充電器の内部温度が下がるのを待ってください。温度が下がれば自動的に充電を開始します。 |
6回 | 上記以外の問題が発生しています。 | 弊社または販売店までご連絡ください。 |
Q.設定した電圧と異なるバッテリーに接続してしまいました。
設定した電圧と異なるバッテリーを接続しても故障することありません。設定した電圧と異なるバッテリーに接続した場合は、充電をしません。エラー表示がすぐに出ますので、電源を切り、配線を外して正しい設定を行ったあとで充電を行ってください。
Q.フロート充電はいつ終わりますか。
フロート充電時間は無制限です。常にバッテリーを満充電に保ちます。
Q.対応する入力電圧はAC100Vだけですか。
200Vにも対応しています。スイッチを200V側に切替えていただく必要があります。間違った設定で使用した場合、故障の原因となりますので、十分ご注意ください。
Q.取っ手やゴム足は外せますか。
はい。取っ手やゴム足は外すことができます。
Q.バッテリーへプラスマイナス逆に接続してしまいました。
逆接続してしまった場合、エラー表示丸型 LED が赤色で2回点滅します。また、逆接続してもPANcharge1kは故障しません。電源スイッチを切り、充電器のクリップがバッテリーへプラスマイナス正しく接続してください。
Q.PANcharge1kのケーブル、端子、ヒューズサイズを教えてください。
下記のリンクから詳細をご覧になれます。ご確認ください。
PANcharge1kケーブル、端子、ヒューズサイズについて
Q.リチウムイオン電池に使えますか。
PANcharge1kの適合バッテリーは、密閉型鉛蓄電池と非密閉型鉛蓄電池です。リチウムイオン電池にはサポート対象外のため、あらかじめご了承ください。リチウムイオン電池メーカーの推奨充電仕様によって、使用可能なものもございます。リチウムイオン電池の充電仕様をご確認の上、使用可否をご判断ください。
Q.入力側に、商用電源の代わりに発電機が利用できますか。
一般的に発電機は起動時に出力電圧が不安定になり、PANcharge1kの定格から外れた電圧が印加される事が考えられます。そのため、発電機を使用する場合は発電機の出力が安定してから充電器を接続して使用してください。
Q.PANcharge1kのファンは吐き出しですか。吸い込みですか。
PANcharge1kの冷却ファンは吐き出しです。